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後先

あとさき
名詞頻度ランク #41703 · 青空 126
1
標準
front and rear
文例 · 用例
此の夜縄をやるのは矢張り東京のものもやるが、世帯船というやつで、生活の道具を一切備えている、底の扁たい、後先もない様な、見苦しい小船に乗って居る余所の国のものがやるのが多い。
幸田露伴 夜の隅田川 青空文庫
象牙のブックナイフはその後先端が少し欠けたのを、自分が小刀で削って形を直してあげたこともあった。
寺田寅彦 夏目漱石先生の追憶 青空文庫
後先になって勇美子の部屋に立向うと、たちまち一種身に染みるような快い薫がした。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
家というものを護らせられるように出来ている女の本能、老後の頼りを想う女の本能、そういうものが後先の力となって、自分で生むと生まないとに係らず、女が男の子というものに対する魅着は、第一義的の力であるのであろう。
岡本かの子 河明り 青空文庫
アレ嘘、後先|揃わぬ御言葉、どうでも殿御は口上手と、締りなく睨んで打つ真似にちょいとあぐる、繊麗な手首|緊りと捉て柔に握りながら。
幸田露伴 風流仏 青空文庫
時に、寂りした横町の、とある軒燈籠の白い明と、板塀の黒い蔭とに挟って、平くなっていた、頬被をした伝坊が、一人、後先を※して、密と出て、五六歩行過ぎた、早瀬の背後へ、……抜足で急々。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
逃げるなら今だと思つて後先を見※してゐると、運惡く朝日新聞の會計がまた扉を開けた。
石川啄木 郁雨に與ふ 青空文庫
予はその時首を囘らして予の立つてゐる廊下の後先を眺めた。
石川啄木 第十八號室より 青空文庫
作例 · 標準
後先考えずに大きな契約を結んでしまい、会社の経営を圧迫している。
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「もう無理だ!」と、彼は後先考えず、上司に辞表を叩きつけた。
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事件の真相究明より先に責任の所在を問うのは、話が後先になっている。
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若気の至りで後先見ずに飛び出したが、今ではその軽率さを反省している。
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2
標準
order
作例 · 標準
後先考えずに会社を辞めてしまい、次の仕事のあてもなく途方に暮れている。
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彼の話は後先が逆で、結局何が言いたいのかよく分からなかった。
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後先も考えずにあんな大それたことをしでかすなんて!」と母はカンカンになって怒った。
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目先の利益に目がくらみ、後先のことを考えない投資に手を出してはいけない。
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3
標準
consequences
作例 · 標準
後先を考えずに高価な車を買ってしまい、今月の生活が苦しい。
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「もう後先考えずに、思い切って会社を辞めて独立するつもりだ。」
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彼は後先を顧みず、危険な状況に陥った友人を助けに向かった。
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話が後先になったが、プロジェクトの背景から説明させてほしい。
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4
標準
context
作例 · 標準
後先考えずに行動してしまい、後になってから自分の浅はかさを後悔した。
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「もういい!」と、彼は後先考えずに電話を切ってしまった。
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目先の利益だけを追い求め、後先のことを考えない経営は非常に危険だ。
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あまりに多くの問題が同時に発生し、何から手をつけるべきか後先が分からなくなった。
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