内証話
ないしょうばなし
名詞
標準
confidential talk
文例 · 用例
恥かしい内証話である。
— 寺田寅彦 『初旅』 青空文庫
自分の腹の中で二人に喧嘩されては困るから、秀吉は加賀大納言前田利家へ聚楽での内証話に、大納言方にて仲を直さするようにとの依頼をした。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
瞼が両眼に蔽いかぶさっているのは以前と変りないが、歯でも抜けたように頬が落ち込んで、背中の曲り様も前より甚だしく、それに何よりも驚かされたのは、声が非常にかすれて了って内証話のように聞えることであった。
— ※ 『南島譚』 青空文庫
「何、串戯なものか真剣だ、ずっと寄んねえ、内証話は近い方が可い、」と、ぐいと引くと、身体が斜に靡く処を、足を挙げて小間使の膝の上に乗せた、傍若無人の振舞。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
ト同時に、この内証話からは、太く自分が遠ざけられ、憚られ、疎まれ、かつ卻けられ、邪魔にされたごとく思ったので、何となく針の筵。
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
」 また高笑いで、「……そこで念のため云うておくがですが、内証話をあけすけなが、あんたも世間が解っておいでや。
— 泉鏡花 『雪柳』 青空文庫
内証話をしていた人たちは困っていた。
— 乙女 『源氏物語』 青空文庫
先夜の内証話をした人たちは逆上もしてしまいそうになって、どうしてあんな秘密を話題にしたのであろうと後悔に苦しんでいた。
— 乙女 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
「これは、あなたと私の間の内緒事です。誰にも話さないでください。」
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子供たちは、秘密基地で内緒事を話し合っていた。
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彼が抱えていた内緒事は、ついに公になる時が来た。
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