築成
ちくせい
名詞
標準
文例 · 用例
附様は新築成りてその祝ひに(祝ひならずともよし)幾人か集まりゐたる処に、甥の太郎が一番に口をききたりといふことにしたるなり。
— 正岡子規 『俳諧大要』 青空文庫
新室と言へば、新しく建築成つた時を言ふと思はれるが、事實はさう簡單な事ではなかつた。
— まれびとの意義 『國文學の發生(第三稿)』 青空文庫
述懐の詩にいわく、高千穂の峰に神戟有り、即ちこれ億兆の日本魂、武内・時宗この器を持ち、築成す六十六州の藩。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
西洋では家族制度が進歩して個人制度に移って来たが、日本は家族制度そのものを時代と共に進化せしめて今日に至り、ここに強固なる国礎を築成している。
— 大隈重信 『婦人問題解決の急務』 青空文庫