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別棟

べつむね異読 べっとう
名詞
1
標準
separate building
文例 · 用例
ついでに表現の構成を分析すれば、「柚の花」が静かな侘しい感覚を表象し、「母屋」が大きな旧家――別棟や土蔵の付いてる――を聯想させ、「乾隅」が暗く幽邃な位置を表象し、そして「ゆかしき」という言葉が、詩の全体にかけて流動するところの、情緒の流れとなってるのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
ここは別棟になっていて、ちゃんと控えの支度部屋もついているし、まず、最上等の部屋なのである。
太宰治 八十八夜 青空文庫
そこへ大正十二年の大震災が襲って来て教室の建物は大破し、崩壊は免れたが今後の地震には危険だという状態になったので、自分の病気が全快して出勤するようになったときは、もう元の部屋にははいらず、別棟の木造平屋建の他教室の一室に仮り住いをすることになった。
寺田寅彦 埋もれた漱石伝記資料 青空文庫
そこへ――ここへでござります……貴女のお座敷は、その時は別棟、向うの霞で。
泉鏡花 怨霊借用 青空文庫
別棟の広い部屋に通された。
太宰治 正義と微笑 青空文庫
N君も、その間、別棟の精米工場で働いてゐた。
太宰治 津軽 青空文庫
いそいで仕事を片附け、私は、道路を隔て別棟になつてゐる精米工場に出かけた。
太宰治 津軽 青空文庫
しまに手をひかれて、物置と古びた南京羽目との間の細い道を入って行きますと、別棟の小さい平屋建の入口へ母屋から渡板が架かっています。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
作例 · 標準
庭の奥に建てられた別棟は、息子のピアノ練習専用の防音スタジオになっている。
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このホテルは、フロントのある本館と宿泊客専用の別棟が廊下でつながっている。
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会社の敷地内にある別棟の倉庫には、10年以上前の古い資料が保管されている。
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別棟(べつむね) — 幻辞.com