つま
つま
名詞
標準
文例 · 用例
「しようがないから」「どうすることもできないから」「よんどころないからあきらめている」というような心持ちで、いかにもつまらない冷やかな家庭を作っていねばならないのか、ああ考えるのもいやだ……。
— 伊藤左千夫 『老獣医』 青空文庫
うっかりして過渡期の時代におったというのが、つまり思慮がたらなかったのだ……。
— 伊藤左千夫 『老獣医』 青空文庫
心臓の動悸が息のつまるほどはげしく、自分で自分の身がささえていられないようになった。
— 伊藤左千夫 『老獣医』 青空文庫
糟谷はくるしく思うけれど、平生心おきなくまじわった老人であるから、そうきびしくことわれない、かつまたあまりにわかに変わった態度をして、いまの自分の不安心をけどられやせまいかというような、あさはかなみえもあった。
— 伊藤左千夫 『老獣医』 青空文庫
おとうさんに対して失礼な」「だっておとうさんはつまらないことを聞くから……」「だまれこの野郎……」 両親はもう手もふるえ、くちびるもふるえてすぐにはつぎのことばがでない。
— 伊藤左千夫 『老獣医』 青空文庫
「いま糟谷くんからかいつまんで聞きましたが、もうひとすじに思いつめんがようございますよ」 細君は、「ありがとうございます」と細い声でいってさんさんと泣くのである。
— 伊藤左千夫 『老獣医』 青空文庫
味いのある歌であるが、つまらぬ歌であるというような歌があるであろうか。
— 伊藤左千夫 『歌の潤い』 青空文庫
それで味いはあるがつまらぬ歌だというような歌は有り得ない事であろうと思うことに多くの疑いは起らぬけれど、味いというような感じはないが、何処か面白いというような歌はあるいはあるだろうと思われる。
— 伊藤左千夫 『歌の潤い』 青空文庫
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つまは、刺身や吸物に用いられるつけあわせのことである。ツマとも表記され、つまものともよばれる。「具」と当て字表記されることもある。料理に季節感や香りを添える野菜が「つまもの」であり、和食の季節感や美しさを演出するため料理に盛り付けに飾られるものは「あしらい」という。
出典: つま — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0