通り合わせる
とおりあわせる
動詞-一段
標準
to come across
文例 · 用例
通りがかりのタクシィでもあればと考えたのだが、そんな裏町を退勤時刻過ぎて通り合わせる車は滅多になかった。
— 渡辺温 『或る母の話』 青空文庫
通り合わせるものは、だれでも、この無邪気な一人一人の顔をのぞき込むようにして、ほほえまぬものはなかったのでした。
— 小川未明 『少女と老兵士』 青空文庫
それは前いう通り、時刻としてはそんなに早過ぎるというわけではないのですが、町民が今朝に限って眼のさめることが遅いのですから、自然、戸を開くことも遅れて、折から通り合わせる人もなければ、店の中で認めて挨拶をしてくれる人もないという状態なのです。
— 新月の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
その中で自分に問われたように感じたのは、おりもおりこの刻限に、どうしてここを通り合わせることになったかという疑問で、それがまた朝からいろいろの手配の狂い、計画の数回の変更が、ちょうどこの場へ今われわれの自動車を通らせることになったのを、一種の宿命のようにも取ることができたからである。
— 柳田国男 『雪国の春』 青空文庫
作例 · 標準
散歩中に偶然、昔の友人に通り合わせた。
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電車の中で、まさかの有名人に通り合わせるとは驚きだ。
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旅先で通り合わせたカフェが、とても素敵な雰囲気だった。
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