大旦那
おおだんな異読 だいだんな
名詞
標準
(one's) father-in-law
文例 · 用例
れいのあの、きれいな声をした年増の女中は、日が暮れたら、濃い化粧をして口紅などもあざやかに、そうしてお酒やらお料理やらを私どもの部屋に持ち運んで来て、大旦那の言いつけかまたは若旦那の命令か知らぬが、部屋の入口にそれを置いてお辞儀をして、だまってそのまま引下ってしまうのである。
— 太宰治 『母』 青空文庫
小主公、良いお音信がござりますぜ、大旦那様もちょうどこの春、三月が満期で無事に御出獄でござりました。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
」「それは御心配ござりません、貴下が放蕩でというではなし、御望がおあり遊ばしたとはいえ、大旦那様が迷惑をお懸け遊ばした方々の債主へ、少しずつお分けになったのでござりますもの、拓はよくしたとおっしゃったのを、私が直に承わりましてござります。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
私ゃ変な癖で、大旦那と貴方の癇癪声さえ聞きゃ、ぐっとその溜飲の下りますんで。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
」 慶造は情なさそうに笑いながら、「大旦那様はそんなにも有仰ゃりますまいが、貴方の御病気の様子を奥様がお聞きなすって御覧じろ、大旦那様の一件で気病でお亡り遊ばしたようなお優しい、お心弱い方がどんなにお歎きでござりましょう。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
」「左様でござりますか、どうぞ篠山の大旦那様がお無事でお出で下さればよろしゅうござりますが。
— 押川春浪 『月世界競争探検』 青空文庫
」「じゃいよいよ大旦那様はここにお出でなされましたに違いねえ。
— 押川春浪 『月世界競争探検』 青空文庫
」 東助は欷り上げて、「私がお預かりしていながら、何とも申訳はありませぬが、貴方様のお出発ちなされた後、大旦那様の御介抱を致しておりますると、二日目の晩になって、入口の方で何やら足音が致しまするで、必然貴方様が御帰りなされた事と存じまして、早速御迎に出ますると、貴方様ではのうて、」「えッ?
— 押川春浪 『月世界競争探検』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
(one's) employer
作例 · 標準
例句
標準
principal supporter of a temple
作例 · 標準
例句