教鞭をとる
きょうべんをとる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to teach
文例 · 用例
桜が移される前後からお葉は同じ小学校の唱歌科に教鞭をとることになつた。
— 牧野信一 『サクラの花びら』 青空文庫
座には、龜井君、田中君、大谷君なぞの外に、益田の農林學校、高等女學校に教鞭をとる人達、その他の顏も見えた。
— 島崎藤村 『山陰土産』 青空文庫
一八三一年、著者、ロウ・ヘッド女學校に學び、卒業後、そこに教鞭をとる。
— 解説 『ジエィン・エア』 青空文庫
大阪では、教鞭をとるのではなかった。
— 海野十三 『火星兵団』 青空文庫
オルコット女史は、二女で、この「若草物語」のジョウに作者の面影が出ていますが、文筆の才に恵まれ、教鞭をとるかたわら、作家志願の精進をつづけ、二十三才のとき、「花物語」という処女作を出しました。
— LITTLE WOMEN 『若草物語』 青空文庫
しかも、そのうちの三名は教室にあって死亡したとかにて、たちまち幽霊教室の名が伝わり、安心して教鞭をとるものがないとのことを聞いた。
— 井上円了 『迷信と宗教』 青空文庫
ある春のことであったが、芥川の研究者でもある彼が、日本固有の領土である大分県にある別府大学で教鞭をとることになったのである。
— 福永信 『三重塔にて』 青空文庫
河野まき子さんは三輪田女學校に在る中から羨望仰視の中に立つてゐたが、小學校に教鞭をとるに至つてあたら天才は縮んでしまつた。
— 横瀬夜雨 『女子文壇の人々』 青空文庫