撫で撫で
なでなで異読 ナデナデ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
patting
文例 · 用例
真勢さんのは膝を撫で撫で眼をつぶって一寸人の気のつかないようにやった。
— 島崎藤村 『桜の実の熟する時』 青空文庫
畜生め鬢髪を撫で撫で、さる旅の旦那衆にそれをうまく押しつけて、五*チェルヲーネツはたつぷりせしめやあがつただよ。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 前篇』 青空文庫
だが、卍巴と降りしきる吹雪が視界を遮ぎつてしまつたため、なほも長い間、ときどき立ちどまつては背中を撫で撫で、『忌々しい鍛冶屋めが、こつぴどく打ちやあがつて!
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 後篇』 青空文庫
」 と矢代はある日腕を撫で撫で久慈にからかった。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
覚えのない冷えた指を撫で撫で、上から脱いだ仕事着を一枚ずつ炉の上の棚へかけていく。
— ――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 『夜の靴』 青空文庫
さんざん棒でひっぱたいて、クタリとなった奴をひっかついで、勲章を撫で撫で引こんだ。
— 宮本百合子 『ズラかった信吉』 青空文庫
小猫などは、折さえあると夜昼かまわずスバーの膝にとび上り心持よさそうに丸まって、彼女が柔かい指で背中や頸を撫で撫で寝かしつけて呉れるのを、何より嬉しそうにします。
— ラビンドラナート・タゴール Rabindranath Tagore 『唖娘スバー』 青空文庫
将軍は、胡麻塩の硬い髯を撫で撫で、目を瞑じて、諸報告に聞き惚れているかのようであった。
— 海野十三 『空襲葬送曲』 青空文庫
作例 · 標準
子供が絵本を読み終えたので、「よくできたね」と頭を撫で撫でした。
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怖がっている子猫を安心させようと、そっと撫で撫でしてあげた。
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「大丈夫だよ」と、祖母は孫の背中を撫で撫でしながら言った。
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