海パン
かいパン
名詞
標準
trunks
文例 · 用例
プールで海パンが脱げたような顔してるぞ」 笑いながら、高志はひたいに右手をかざし、慶一のすがたをたしかめようとする。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
母親はその話を聞くと、「それではかたいパンもやわらかいパンもいやだというのだから、今度は半焼にしたのをもっていってごらんよ。
— 鈴木三重吉 『湖水の女』 青空文庫
もちろん、両側をこんがり焼いた、あたたかいパンケーキ。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
そして軟らかいパンヤの蒲団のなかに独り体を埋めていると、疲れた頭脳も落ち着くのだし、衰えた神経の安めにもなるのであったが、彼にはこの醜陋な情痴の世界をこえて、もっと重要な不安があった。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
その白いパンを眺めて、直吉は肌の柔かいパンに鼻をつけて、突然うゝつと瞼に熱いものが突きあげた。
— 林芙美子 『瀑布』 青空文庫
あったかいパンあったかいパン、あったかい、あったかい、あったかいパン。
— 北原白秋訳 『まざあ・ぐうす』 青空文庫
一ペンニイで一つ、二ペンニイで二つ、あったかいパン。
— 北原白秋訳 『まざあ・ぐうす』 青空文庫
遠方からわたしは温かいパンの、うまそうなにおいをかぎつけた。
— SANS FAMILLE 『家なき子』 青空文庫