雋敏
雋敏
名詞
標準
文例 · 用例
「狐おぢい」始め、女化原の二様の伝説では、別に其子が賢かつたとも言うて居ないが、狐腹の子は、概して雋敏な様だ。
— 折口信夫 『信太妻の話』 青空文庫
性情の輕薄で頭腦の雋敏なものは、外來の刺戟によつて容易に興奮する。
— 阿部次郎 『三太郎の日記 第一』 青空文庫
實際頭腦の雋敏な才人は、その興奮を抑へて内省するだけの底力を持つてゐない限り、殆んど模倣者に墮することを免れることが出來ない。
— 阿部次郎 『三太郎の日記 第一』 青空文庫
皆相当によいもので、万葉歌人の写生力・観入態度の雋敏に驚かざることを得ない。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫