焦らす
じらす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to tease
文例 · 用例
跡取りの娘であるからそちらへ差し上げるわけには行かないと、歌女寿はわざと焦らすように一旦ことわると、相手はいよいよ乗り出して来て、いわゆる囲い者として毎月相当の手当てをやる。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
一寸書き添えたいのですが、私はどういうものか子供の時から、あの捉えどころのないような味と風体で人を焦らすような蒟蒻が大好物でした。
— 岡本かの子 『扉の彼方へ』 青空文庫
両唇の角をちょっと上へ反らせるとひとを焦らすような唇が生き生きとついていた。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
はて珍らしいというのでそれを捕ろうとすると、鴨めは人を焦らすようについと逃げる。
— 岡本綺堂 『木曽の旅人』 青空文庫
ここで聴き手を焦らすようにまた一と息ついた。
— 岡本綺堂 『怪獣』 青空文庫
善兵衛はやはり首をふって、焦らすように半七の顔を見た。
— 鷹のゆくえ 『半七捕物帳』 青空文庫
これが老人のいつもの手で、聴く者を焦らすかのように、折角の話を中途で打ち切ってしまうのである。
— 唐人飴 『半七捕物帳』 青空文庫
」と、K君は焦らすように、わざとらしく落ちつき払っていた。
— 岡本綺堂 『女侠伝』 青空文庫
作例 · 標準
子供がお菓子を欲しがっていても、すぐに与えず、少し焦らす(じらす)のも教育のうちだ。
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彼は、彼女の気を引こうと、わざと返事を遅らせて焦らす(じらす)ようなことをする。
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予告編で内容を少しだけ見せて、本編への期待を焦らす(じらす)のが上手い映画だ。
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