黒ビール
くろビール
名詞
標準
stout
文例 · 用例
……あらゆると言つて、「此が惠比壽ビールの、此が麒麟ビールの、札幌の黒ビール、香竄葡萄、牛久だわよ。
— 泉鏡太郎 『番茶話』 青空文庫
もともと酒場遊びなぞする男ではなかったのだが、ある夜|同僚に無理矢理|誘われて行き、割前勘定になるかも知れないとひやひやしながら、おずおずと黒ビールを飲んでいる寺田の横に坐った時、一代は気が詰りそうになった。
— 織田作之助 『競馬』 青空文庫
もともと酒場遊びなぞする男ではなかったのだが、ある夜同僚に無理矢理誘われて行き、割前勘定になるかも知れないとひやひやしながら、おずおずと黒ビールを飲んでいる寺田の横に坐った時、一代は気が詰りそうになった。
— 織田作之助 『競馬』 青空文庫
彼女は余程酔っているらしく、片手に泡の立った黒ビールの杯を持って、フラフラと室の中を歩廻っていた。
— 松本泰 『P丘の殺人事件』 青空文庫
三人ともよく食べ、黒ビール美味かったが赤くなるのがいやでのめぬ。
— 一九二六年(大正十五年・昭和元年) 『日記』 青空文庫
毎晩のむ酒のせいもあるかも知れぬが(寝酒は三合、それに時として黒ビール一本追加)オジヤの栄養価が豊富なのだろう、と。
— 坂口安吾 『わが工夫せるオジヤ』 青空文庫
黒ビールか何か貰おうよ。
— 永井荷風 『つゆのあとさき』 青空文庫
」と春代が行きかけた時、持番の定子というのが、黒ビールと南京豆の小皿を持って来て、酌をしながら、「わたし、先生の小説には思出の深い事があるのよ。
— 永井荷風 『つゆのあとさき』 青空文庫
ウィキペディア
黒ビール(くろビール)とは、黒色から黒茶色など濃褐色をしたビールを指す総称。
出典: 黒ビール — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0