赤牛
あかうし
名詞
標準
文例 · 用例
赤牛は、じいっと鞍を背負って子供を見守るように立っていた。
— 黒島伝治 『二銭銅貨』 青空文庫
自分はまず黒白斑の牛と赤牛との二頭を牽出す。
— 伊藤左千夫 『水害雑録』 青空文庫
自分は先づ黒白斑の牛と赤牛との二頭を牽出す。
— 伊藤左千夫 『水害雜録』 青空文庫
花前はそういう下から、すぐはじめの赤牛からしぼりにかかった。
— 伊藤左千夫 『箸』 青空文庫
つづいて、額の広い、目付の愛らしい赤牛や、首の長い斑なぞがぞろぞろやって来て、「御馳走」と言わないばかりに頭を振ったり尻尾を振ったりしながら、塩の方へ近づいた。
— 島崎藤村 『千曲川のスケッチ』 青空文庫
額の広い目つきの愛らしい赤牛や、首の長いぶちなぞもそろそろやってきて、頭をふったりしっぽをふったりしながら、塩のほうへ近づいてきます。
— 島崎藤村 『力餅』 青空文庫
この牛の群れの中に、一ぴきの赤牛があらわれました。
— 島崎藤村 『力餅』 青空文庫
その赤牛は強いものどうし集まっていた中から出てきたので、見るからにたくましい様子の牝牛でした。
— 島崎藤村 『力餅』 青空文庫