色めき立つ
いろめきたつ
Godan verb with 'tsu' ending動詞-自動詞
標準
to become excited
文例 · 用例
「市ちゃんも仲々腕が上つた」とか、「今の若い者は、春秋に富んで居る癖に惚れ方が性急だ」とか、「橘さんも隅に置けぬ」とか、一座は色めき立つて囂々と騷ので、市子は、『私|此方の爲にしたんぢやなくて、皆さんが盃を欲しさうにして被居るから空けて上げたのですわ。
— 石川啄木 『菊池君』 青空文庫
「市ちやんも仲々腕が上つた」とか、「今の若い者は、春秋に富んで居る癖に惚れ方が性急だ」とか、「橘さんも隅には置けぬ」とか、一座は色めき立つて囂々と騒ぐので、市子は、『私|此方の為にしたんぢやなくて、皆さんが盃を欲しさうにして被居るから、空けて上げたのですわ。
— 石川啄木 『菊池君』 青空文庫
しかし、新劇の領域では、少くとも、作家並に劇団は、真剣に、それぞれの立場に於て自分の仕事の可能性といふことを考へ、或は転向を覚悟し、或は自粛自戒を心掛け、更にこの機会に、希望をもつて新しい道を拓いて行かうとするなど、こゝのところ、少しばかり色めき立つてゐることは事実である。
— 岸田國士 『新劇の行くべき途』 青空文庫
児玉が姿をあらはすと、中年の男組はにはかに色めき立つて、彼の周囲へ押し寄せた。
— 神西清 『地獄』 青空文庫
警視庁は俄かに色めき立つ。
— 久生十蘭 『魔都』 青空文庫
なるほど重太郎が来たと、一同が色めき立つ。
— 流転の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
「船だっ」「追いついたぞ」 七名は色めき立つ。
— 火の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
いろめきたつ観客の、海のような底深い喧騒にかぶさり、またしても校歌の合唱がはじまる。
— 山川方夫 『昼の花火』 青空文庫
作例 · 標準
「やった!合格だ!」受験生たちは、合格発表の掲示を見て一斉に色めき立った。
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新製品の発表を知った開発チームは、期待と興奮で色めき立った。
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「え、あの歌手が来るの?!」会場にいたファンたちは、ざわめきながら色めき立った。
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