ガチャン
ガチャン異読 がちゃん・ガチン・がちん
副詞-と名詞
標準
(with a) slamming noise (door, telephone receiver)
文例 · 用例
壁の電話がガチャンと鳴った。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
しかし昼間は、あの遠い所でする妙な音はいろいろな周囲の雑音に消されてしまうのか、ただすぐ自分の室のすみでガチャンガチャンと鳴るきわめて平凡で騒々しい、いくらか滑稽味さえ帯びた音だけが聞こえる。
— 寺田寅彦 『病院の夜明けの物音』 青空文庫
また女の捨てばちな気分を表象するようにピアノの鍵盤をひとなでにかき鳴らしたあとでポツンと一つ中央のCを押すのや、兵士が自分で投げた団扇を拾い上げようとしてそのブルータルな片手で鍵盤をガチャンと鳴らすのや、そういう音的効果もあまりわざとらしくないようにうまく取り入れられている。
— 寺田寅彦 『映画雑感(1)』 青空文庫
ところが、それでもきかずに、猶幾度か化物の折檻をこころみている中に、雄吉君はつい誤って、小石を硝子枠にぶつっけてガチャン!
— 渡辺温 『四月馬鹿』 青空文庫
けれども、自分はそれからすぐに、あのはにかむような微笑をする若い医師に案内せられ、或る病棟にいれられて、ガチャンと鍵をおろされました。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
ガチャンガチャンと妹が縁先の小さい池に食器類を投入する音が聞えた。
— 太宰治 『薄明』 青空文庫
そしてその仕事は、スプリングか釘のようなものが、ガチャンと嵌まりこんだような音をたてて終った。
— コナン・ドイル 『空家の冒険』 青空文庫
(ガチャン☆)○やあ 出られたうれしーい○さあ みんな集まれ!
— 火星探検―漫画台本 『小熊秀雄全集−22』 青空文庫
作例 · 標準
喧嘩の末、彼女はドアをガチャンと閉めて出て行った。
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彼は怒りに任せて受話器をガチャンと置いた。
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強風で窓がガチャンと鳴り、思わず飛び上がった。
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酔った勢いでグラスを落とし、ガチャンと割れてしまった。
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