幻辞.com

田楽法師

でんがくほうし
名詞
1
標準
professional dengaku performer (usu. appearing as a monk)
文例 · 用例
なお詳細は不明であるけれども、平安朝時代にその梅津家の一人が九州筑後高良山玉垂神社所属の田楽法師として下向し、久留米市の南方一里ばかりの所に現存する朝日村を所領として家業を伝えた。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
住吉の御田植神事の外は旅まはりで一年中の生計を立てゝ行く田楽法師の子どもは、よた/\と一人あるきの出来出す頃から、もう二里三里の遠出をさせられて、九つの年には、父親らの一行と大和を越えて、伊賀伊勢かけて、田植能の興行に伴はれた。
折口信夫 身毒丸 青空文庫
信吉法師というた彼の父は、配下に十五六人の田楽法師を使うてゐた。
折口信夫 身毒丸 青空文庫
その為に父は得度して、浄い生活をしようとしたのが、ある女の為に堕ちて、田舎聖の田楽法師の仲間に投じた。
折口信夫 身毒丸 青空文庫
身毒は、住吉の神宮寺に附属してゐる田楽法師の瓜生野といふ座に養はれた子方で、遠里小野の部領の家に寝起きした。
折口信夫 身毒丸 青空文庫
田楽法師は、高足や刀玉見事に出来さいすりや、仏さまへの御奉公は十分に出来てるんぢや、と師匠が言はしつたぞ。
折口信夫 身毒丸 青空文庫
田楽能も、田舞の流とする学者の想像を信ずることが出来るならば、田楽法師の持つてゐる傘は、田植の時に立てられた、髯籠の一種なる花竿の観念化でなければならぬ。
折口信夫 盆踊りと祭屋台と 青空文庫
田楽法師の「中門口」を大事とするのは、神来臨して室寿をする形式である。
唱導的方面を中心として 国文学の発生(第四稿) 青空文庫
作例 · 標準
室町時代には、田楽法師が各地を巡り、芸能を披露していた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
田楽法師の舞は、庶民に大きな娯楽を与えたという。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼は田楽法師の扮装で、ユーモラスな踊りを見せた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite