忘れるず
わすれるず
動詞
標準
文例 · 用例
おのれを忘ずる術、かれ、既にみいだしぬ。
— トゥルゲニエフ Ivan Tourguenieff 『一僧』 青空文庫
自己を忘ず――そこまで徹しなければならない。
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
そのなかに芝居土用やすみのうち柏筵一蝶が引船の絵の小屏風を風入れする旁にて、人参をきざみながら此絵にむかしをおもひいだして独言いひたるを記したる文に「我れ幼年の頃はじめて吉原を見たる時、黒羽二重に三升の紋つけたるふり袖を着て、右の手を一蝶にひかれ左りを其角にひかれて日本|堤を往し事今に忘ず。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫