供待ち
ともまち
名詞動詞-サ変
標準
attendant's waiting room
文例 · 用例
三十六 門のうちに、綺麗な腕車が一台|供待ちをしていた。
— 徳田秋声 『新世帯』 青空文庫
供待ちの馬丁の悪口。
— 三宅花圃 『藪の鶯』 青空文庫
供待ちの設備が無かったので、甚助は彼らのうしろで遠慮ぶかく手をあぶっていた、話しかけられたことには返事をしたが、その大半はお互い通じなかった。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
供男は、供待ちで、これも一口|馳走になったと見えて、浪人に脅かされて以来、びくつききっていた、来る途中の萎れ方は何処へやら、元気な声で、「この分では、初日二日目、三日目――大した人気にきまっておりますぜ。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
供待ちにはまだ三、四挺の駕籠が残っている。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
「別にご来客もないかして供待ちらしい人影もない。
— 国枝史郎 『北斎と幽霊』 青空文庫
お庭などあまり歩き廻らず、供待ちに穏しく待っているがよいぞ」 云いすてて頼春は足音を忍ばせ、話し声のする方へ歩いて行った。
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
――そしてこの大かんばんの下に木の駒よせがあつて、柳が植わり、この柳蔭に、いつも供待ちの人力が十台近く並んでゐたものです。
— 木村荘八 『私のこと』 青空文庫
作例 · 標準
邸宅の入り口付近には、主人の帰りを待つための供待ちが設けられている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
供待ちで待機している間、従者たちは静かに情報交換をしていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
昔ながらの武家屋敷を訪ねると、当時の供待ちがそのまま残っていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview