捕り縄
とりなわ
名詞
標準
policeman's rope (used for restraining criminals)
文例 · 用例
その隙きを見すまして、小坂部は再び懐剣に手をかけたと思うと、兎のように飛び出して采女のそばへ寄って、彼を厳重にいましめてある捕り縄を手早く切りほどいた。
— 岡本綺堂 『小坂部姫』 青空文庫
とたんに袖口から一条の捕り縄、スルスルと宙へ流れ出た。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
パチッと物音を立てたのは、捕り縄がはねられたに相違ない。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
がその時はその捕り縄、ちゃアんとふところへ手ぐられていた。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
その袖口から一条の捕り縄、スルスルと出てキリキリキリ、虚無僧へ巻きつこうとするのであるが、やっぱりいけない。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
がその時には捕り縄は、袖口からふところへ手ぐられていた。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
「手練の捕り縄、いかがのものかと、お目にかけたんでございますよ」「あれで手練かい、叩き落とされたくせに」「中条流の捕り縄も、あねごにかかっちゃあ文なしだ」「これは驚いた。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
捕り縄の先がのぞいている。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
作例 · 標準
「時代劇で同心が懐から捕り縄を取り出し、犯人を縛り上げた。」
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「展示されていた古い捕り縄を見て、当時の捕縛術の複雑さを知った。」
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「彼は捕り縄を扱う名手として、江戸中の悪党から恐れられていた。」
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