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しょう
名詞
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標準
文例 · 用例
さらにまた、六月のはじめ、和田左衛門尉さまが三味の地頭代を捕縛なされ、それに就いて少しややこしい事が起りました。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
越後国三味の領家の雑掌が盗賊の為に殺害せられ、その盗賊は逐電して何者とも判明しなかつたので、左衛門尉さまは、とにかくそのの地頭代を召取らせ詮議を加へる事に相成つたところが、その地頭代の親戚の者たちが不服を称へ、内々手をまはして尼御台さまに訴へ申し上げたので妙に気まづい事になつてしまひました。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
越後国は三味の、――」と言ひかけたら、相州さまは、ちえと小さい舌打ちをなさつて、「なんだ、それか。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
御父、和田左衛門尉義盛さまは、その頃、上総国伊北に御滞在でございましたさうで、鎌倉に兵起るの風聞に接しとるものも取りあへず鎌倉に駈けつけてみたら、御子息お二人捕へられてゐるので仰天して、ただちに御ところへ参り、拝謁のほどを願ひいれましたところ、御機嫌よくお許しに相成りすぐに御対面なさいました。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
五日、乙巳、天霽、義盛、時兼以下の謀叛の輩の所領美作淡路等の国の守護職、横山以下の宗たるの所々、先づ以て之を収公し、勲功の賞に充てらる可しと云々、相州、大官令之を沙汰し申さる、次に侍別当の事、義盛の闕を以て相州に仰せらると云々。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
廿五日、戊※、御台所厳閤の薨去に依りて、信濃守行光の山に渡御、密儀なりと云々。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
村入りの雁股と申す処に(代官|婆)という、屋のお婆さんと言えば、まだしおらしく聞こえますが、代官婆。
泉鏡花 眉かくしの霊 青空文庫
――唯今の鯖江、鯖波、今の驛が、例の音に聞えた、中の河内、木の芽峠、湯の尾峠を、前後左右に、高く深く貫くのでありまして、汽車は雲の上を馳ります。
泉鏡花 雪靈記事 青空文庫