無言劇
むごんげき
名詞
標準
mime
文例 · 用例
会は楽しくない、白けきつてゐた、彼女を褒めることは彼女に惚れ批評することは悪くいふことになつた、詩人達は早く会が終ることを望んでゐた、温和で陰鬱で飛躍的な動作をとる詩人達の性格が焦々とその飛躍の時を待つ誰か素晴しいテーブルスピーチでその場を弾力的なものにしなければ無言劇に終りさうだ。
— 小熊秀雄 『託児所をつくれ』 青空文庫
登塲人物が偉大なれば偉大なる程、つひには獨白劇、否、更らに進めば、無言劇になつてしまうだらう。
— 岩野泡鳴 『神秘的半獸主義』 青空文庫
(無言劇)それを宮が夢幻の裡に聴いて、宮のセリフとして前途の暗示を語る。
— 江見水蔭 『硯友社と文士劇』 青空文庫
無言劇は或程度まで行くものである。
— 一九一六年(大正五年) 『日記』 青空文庫
「黙劇」とも「無言劇」とも、「パントマイム」ともいう、俳優のシグサだけの舞台である。
— 岸田國士 『演劇の様式――総論』 青空文庫
此黙んまりと云ふのは黙つて演ると云ふことでありますが、必ずしも無言劇の事ではありませぬ。
— 岸田國士 『日本演劇の特質』 青空文庫
そこで、兎も角も、無言劇の完成と相俟つて、文学としての戯曲の上演も、立派な演劇の一部門であると云へる。
— 岸田國士 『演劇一般講話』 青空文庫
その次に無言劇が来る。
— 岸田國士 『演劇一般講話』 青空文庫
作例 · 標準
フランスの劇場で、マルセル・マルソーの無言劇に心を奪われた。
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表情と体術だけで喜怒哀楽を表現する無言劇は、言葉の壁を軽々と越えていく。
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大学の文化祭で、私たちのサークルはオリジナルの無言劇を上演することにした。
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