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抱き寄せる

だきよせる
動詞-一段動詞-他動詞
1
標準
to draw (someone) close to one's breast
文例 · 用例
妻は玄関口へべったり坐って、左の手で柱に捉まり、右の手で末の女の児を抱き寄せるようにしておろおろしている傍に、八つになる女の児は畳の上に両手を這うように突いて泣いていた。
田中貢太郎 死体の匂い 青空文庫
見栄も外聞もなく加奈子に委せ切った様子が不憫で、また深々と抱き寄せる加奈子の鼻に、少し青くさいような、そして羊毛のような、かすかな京子の体臭が匂う。
――二つの連作―― 青空文庫
」 と、チマ子への想いをぐっと抱き寄せると、もう追われる不安がガタガタ体をふるわせて、何度も柳の木に突き当り、よろめいた途端、巡査とすれ違った。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
その言葉で、美沢は、鞭打たれたように、いきなり抱き寄せると、一瞬天も地もなかった。
菊池寛 貞操問答 青空文庫
参木は寝台の上からお柳の片手を持つと抱き寄せるようにしていった。
横光利一 上海 青空文庫
私はリカ子を抱き寄せると、紙の上へ「結婚」と書いた。
横光利一 青空文庫
インバネスの蔭の右手でソッと短刀を抜きながら、左手を万平の肩にかけて抱き寄せるようにした。
夢野久作 芝居狂冒険 青空文庫
彼は黙つたまま彼女を抱き寄せると、「寝なさい。
北條民雄 道化芝居 青空文庫
作例 · 標準
母親は、離れて暮らしていた息子を温かく抱き寄せた
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彼は、震えている子供を優しく抱き寄せて慰めた。
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「さあ、こっちにおいで。ぎゅっと抱き寄せてあげるから。」
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抱き寄せる(だきよせる) — 幻辞.com