犠飛
ぎひ
名詞
標準
sacrifice fly
文例 · 用例
「いそぎひれふせ、ひざまづけ、 みじろがざれ。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 五十篇』 青空文庫
昨夜治子より手紙来たり、今日|午過ぎひそかに訪問れて永久の別れを告げんと申し送れり。
— 国木田独歩 『わかれ』 青空文庫
園をかこめる低き鉄柵をみぎひだりに結ひし真砂路一線に長く、その果つるところに旧りたる石門あり。
— 森鴎外 『文づかひ』 青空文庫
下部いそがはしく燭をみぎひだりに立つれば、メエルハイムは「いづれの譜をかまゐらすべき、」と楽器のかたはらなる小卓にあゆみ寄らむとせしに、イイダ姫「否、譜なくても」とて、おもむろに下す指尖木端に触れて起すや金石の響。
— 森鴎外 『文づかひ』 青空文庫
園をかこめる低き鉄柵をみぎひだりに結いし真砂路一線に長く、その果つるところに旧りたる石門あり。
— 森鴎外 『文づかい』 青空文庫
下部いそがわしく燭をみぎひだりに立つれば、メエルハイムは「いずれの譜をかまいらすべき」と楽器のかたわらなる小卓にあゆみ寄らんとせしに、イイダ姫「否、譜なくても」とて、おもむろに下す指尖タステンに触れて起すや金石の響き。
— 森鴎外 『文づかい』 青空文庫
「取り急ぎひと筆しめしまいらせそろ。
— 因縁の女夫雛 『右門捕物帖』 青空文庫
ほとたゝら・いすゝぎひめと言はれた名であつたのが、ひめたゝら・いすゞひめ(又は、いすけよりひめ)と呼ばれるやうになつたと言ふ語原説話が行はれてゐた。
— 折口信夫 『日琉語族論』 青空文庫