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四分五裂

しぶんごれつ異読 しぶごれつ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
torn asunder
文例 · 用例
だが人間がある激烈な心の衝動をうけてその心が四分五裂の苦に苛まれるとき、これを逃れるには自暴自棄の態度が一番宜いのです。
岡本かの子 ある日の蓮月尼 青空文庫
家康ある限りは、東軍やぶるゝも、天下或ひはまた四分五裂せしかもわからず。
大町桂月 石田堤 青空文庫
引続いて、文学と民衆、文学の大衆化の問題は、一九三七年の前半期に沢山の討論を招致したテーマであったが、ここに注目されなければならないのは、民衆というものを如何に見るか、という基本的な規定の点では、見解が四分五裂の観を呈したことである。
宮本百合子 今日の文学の展望 青空文庫
昔|岩倉具視公の存生中には、公が能楽の大保護者として立たれたるがために、一旦衰へたる能楽に花が咲いて一時はやや盛んならんとする傾きを示したにかかはらず、公の薨ぜられた後は誰れ一人責任を負ふて能楽界を保護する人もないので、遂に今日の如く四分五裂してしまつたのである。
正岡子規 病牀六尺 青空文庫
すなわち聯合軍側は各種の利害関係と、人種的、もしくは国家的反感のために、統一力の不足を明かに暴露致しておりました上に、勤倹質素の生活に堪え得ないため、刻々に物資の不足を来し、独逸軍の決死的奮戦に見る見る圧倒されまして、今三箇月もすれば決定的に、四分五裂の守勢敗北状態に陥るものと観測されておりました。
夢野久作 暗黒公使 青空文庫
或は何等かの堤防に直面して、特定の偏向と行動とを強いらるることにより、四分五裂するかも知れないし、又は創立主旨とは異ったものへ転向するかも知れない。
――学芸自由同盟に関連して―― 自由主義私見 青空文庫
また或る時期には、現実に対する作者の態度が四分五裂して、各人各様の態度をとり、随って作品の種類も雑多になる。
豊島与志雄 現代小説展望 青空文庫
天下四分五裂、大義名分も殆ど紊亂の姿を呈して、帝室の安危如何とて憂慮の餘りに、帝室に御味方申せと天下の志士を募りたるの例はなきに非ざれども、此れは是れ上古亂世の事にして、明治の昭代には夢にも想像す可らざるの不祥なり。
福沢諭吉 帝室論 青空文庫
作例 · 標準
リーダーの不在により、党内は四分五裂の状態で収拾がつかなくなっている。
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かつての強国も、後継者争いによる内乱によって四分五裂してしまった。
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「意見の対立が激化しすぎて、プロジェクトチームはもう四分五裂寸前だ」
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