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纏る

まつる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞
1
標準
to blindstitch the inside of a fold with (equally spaced) threadings (i.e. pulling shoe lacing tight)
文例 · 用例
表の町通りにわあわあいう声がして、それが店の先で纏ると、四郎が入って来た。
岡本かの子 みちのく 青空文庫
そこが纏ると、又次へ橇を馳せた。
黒島伝治 青空文庫
すべての犯罪事実を綜合し帰納して了へば、原因動機発端経過は一点に纏る
平出修 逆徒 青空文庫
たった一つこれだけは漁り続けて来たつもりの食味すら、それに纏る世俗の諸事情の方が多くて自分を意外の方向へ押流し、使い廻す挺にでもなっているような気がする。
岡本かの子 食魔 青空文庫
余所で紹介をお求めなさるなり、また酒井先生は紹介の有り無しで、客の分隔をするような人ではないから――直接にお話しなすって、御縁があれば纏る分。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
讒口は決して利かない、と早瀬は自分も言ったが、またこの門生の口一ツで、見事、纏る縁も破ることは出来たのだったに。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
これは僕の小使銭の余りだから可いやうなものゝ若しか二十円と纏ると、鍵の番人をして居る妻君の手からは兎ても取れつこない。
国木田独歩 節操 青空文庫
而して昼は幽かに、夜は清く、朝は寂しい自鳴鐘のやうに時雨の霊をそそのかしてほのかに白芥子の花に纏る
北原白秋 桐の花 青空文庫
作例 · 標準
ほどけかかった靴紐をぐっと纏って、彼は再びゴールを目指して走り出した。
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ほつれたスカートの裏地をまつるために、同系色の糸を選んで丁寧に針を動かす。
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「裾を綺麗に纏るだけで、既製品のような仕上がりになるから不思議だね。」
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