辛酉
かのととり異読 しんゆう
名詞
標準
Metal Rooster (58th term of the sexagenary cycle, e.g. 1921, 1981, 2041)
文例 · 用例
七日、辛酉、相模次郎朝時主、女事に依りて御気色を蒙る、厳閤又義絶するの間、駿河国富士郡に下向す、彼の傾公は、去年京都より下向す、佐渡守親康の女なり、御台所の官女たり、而るに朝時好色に耽り、艶書を通ずと雖も、許容せざるに依り、去夜深更に及びて、潜かに彼局に到りて誘ひ出すの故なりと云々。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
廿九日、辛酉、陰、去る十六日、仙洞秋十首の歌合、二条中将雅経朝臣写し進ず、将軍家殊に之を賞翫せしめ給ふと云々。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
そのうちで大和の地震はかなり大きかったと見えて、「書紀」にも「七年夏四月乙未朔、辛酉、地動き、舎屋悉く破る、即ち四方に令し、地震の神を祭らしむ」と言ってある。
— 田中貢太郎 『日本天変地異記』 青空文庫
文久元年辛酉、十五歳。
— 森鴎外 『能久親王年譜』 青空文庫
辛酉春正月朔日、橿原宮に即位し給ふ。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
一八五六年シンガポール刊行『印度群島および東亜細亜雑誌』二輯二巻一六五頁)、本朝には『治部式』所載祥瑞百四十四種中に鼠全く見えねど、〈大同四年三月|辛酉山城国白鼠を献ず〉(『日本|後紀』一七)などあれば、白鼠は瑞とされざるまでも珍とされたに相違なし。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
石碑の面には文字の刻みも消えはじめて「信敬院妙立日如大姉」右に寛保一辛酉、左に四月十日、妙經百部、繪島殿、とある。
— 今井邦子 『伊那紀行』 青空文庫
それを日本で應用し始めたのは菅公時代の三善清行といふ人で辛酉革命、甲子革令といふことを申したのであります。
— 内藤湖南 『日本文化の獨立』 青空文庫
作例 · 標準
辛酉の生まれの彼は、決断力があり、行動が素早い。
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日本の歴史には「辛酉の変」と呼ばれる大きな政変があった。
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次の辛酉の年は、東京オリンピック開催の数年後になる。
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ウィキペディア
辛酉(かのととり、しんきんのとり、しんゆう)は、干支の一つ。
出典: 辛酉 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0