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添伏

添伏
名詞
1
標準
文例 · 用例
十九になる娘であったが、こうして、母親と、一つの床に添伏していると、子供の心になっていた。
直木三十五 南国太平記 青空文庫
深紅の色の薔薇の花、秋の夕日の豪奢やかさを思はせる深紅の色の薔薇の花、まだ世心のつかないのに欲を貪る者の爲|添伏をして身を任す貴い供物、僞善の花よ、無言の花よ。
上田敏 牧羊神 青空文庫
が女房は昌彦のそばに添伏していて、「いや、ここにいる」と頑張る。
海野十三 海野十三敗戦日記 青空文庫
或る人の覺えてゐるのはまだ乳呑兒の頃に、枕の傍で添伏しの母の懷のなかから、樂しく聞いた時計のオルゴオルの音色である。
福士幸次郎 地方主義篇 青空文庫