面罵
めんば
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
abusing someone to his (her) face
文例 · 用例
堪え難い面罵にも自分はたえられるだけ堪えた。
— 断片 『小さき良心』 青空文庫
憲兵が、横※で跛を引きながら病院へやって来たことを云って面罵してやりたかった。
— 黒島傳治 『穴』 青空文庫
馬鹿と面罵するより他に仕様のなかった男、エリオットの、文学論集をわざと骨折って読み、伊東静雄の詩集、「わがひとに与ふる哀歌。
— ――馬をさへ眺むる雪の朝かな―― 『碧眼托鉢』 青空文庫
あなたに面罵せられて、はじめて私は、正気になりました。
— 太宰治 『水仙』 青空文庫
とうとう僕は、或る夜、トヨ公で酔っぱらい作家の笠井健一郎氏に面罵せられました。
— 太宰治 『女類』 青空文庫
……」 そのような、頗る泥臭い面罵の言葉が、とめどなく、いくらでも、つぎつぎと胸に浮び、われながらあまり上品では無いと思いながら、憤怒の念がつのるばかりで、いよいよひとりで興奮し、おしまいには、とうとう涙が出て来た。
— 太宰治 『家庭の幸福』 青空文庫
かつて長安都下の悪少年だった男だが、前夜|斥候上の手抜かりについて校尉・成安侯韓延年のために衆人の前で面罵され、笞打たれた。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
秀吉怒って、「汝先年の約束に背き、主家を滅し快きか」と面罵した。
— 菊池寛 『小田原陣』 青空文庫
作例 · 標準
衆目の前で上司を面罵したことで、彼は会社での居場所を完全に失ってしまった。
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怒りに任せて相手を面罵しても、感情を爆発させるだけで問題の解決には繋がらない。
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「いきなり面罵されるなんて心外だ。まずは落ち着いて、何があったのか説明してくれ」
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