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立ち替わり

たちかわり
名詞
1
標準
文例 · 用例
しかし歌劇とか現代劇とか、浪花節芝居とかいった旅芸人は、入れ替わり立ち替わり間断なくやって来て、小屋の空く時はほとんどなかった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
またあしたの朝来ればいいんだから、とっととお上がりなさいよ」 そろそろと鳴りだした伝六をしりめにかけて、出たかと思うとまたはいり、はいったかと思うと黙々とつかりながら、しきりに来る客、来る客と入れ替わり立ち替わりやって来る朝湯の客の背中を調べつづけました。
朱彫りの花嫁 右門捕物帖 青空文庫
またお屋敷だと雪達磨の子供が言ったところをみると、入れ替わり立ち替わり、替わり合いまして若い男が、ずいぶん御目見得に伺ってるのにちがいない。
正岡容 寄席 青空文庫
彼は四脚の短長格を思いっきり声を引き引きがなり立てて、韻が入れかわり立ちかわり、まるで小鈴のような空ろで騒々しい音を立てたけれど、わたしはじっとジナイーダの顔を見たまま、彼女がついさっき言った言葉の意味を、しきりに考えていた。
ツルゲーネフ はつ恋 青空文庫
また最近までは、やれ郵便局長だ、やれ検事だ、やれ裁判所長だといって、入れかわり立ちかわり、始終いろんな馬車が旅館の前に停っていたものじゃないか。
または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 死せる魂 青空文庫
半蔵とてもそのとおり、彼の中に住む二人の人は入れかわり立ちかわり動いて出て来るようになった。
第二部下 夜明け前 青空文庫
そこは地方から上京するなじみの客をおもに相手としているような家で、入れかわり立ちかわり滞在する客も多い中に、子供を連れながら宿屋ずまいする私のようなものもめずらしいと言われた。
島崎藤村 青空文庫
入れかわり立ちかわり訪ねて来る村の人たちの応接に。
島崎藤村 青空文庫