鳥毛
とりげ
名詞
標準
plumage
文例 · 用例
街道の並木の松さすがに昔の名残を止むれども道脇の茶店いたずらにあれて鳥毛挟箱の行列見るに由なく、僅かに馬士歌の哀れを止むるのみなるも改まる御代に余命つなぎ得し白髪の媼が囲炉裏のそばに水洟すゝりながら孫|玄孫への語り草なるべし。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
挟箱や鳥毛の槍を押し立てて舞踊しながら練り歩く百年前の姿をした「サムライ日本」の行進のために「モダーン日本」の自由主義を代表する自動車の流れが堰き留められてしまったのである。
— 寺田寅彦 『箱根熱海バス紀行』 青空文庫
ポインセチアも頂上の赤い葉だけが鳥毛のようになって残っていた。
— 寺田寅彦 『病室の花』 青空文庫
……軒も門も傾いて、破廂を漏る月影に掛棄てた、杉の葉が、現に梟の巣のやうに、がさ/\と釣下つて、其の古びた状は、大津繪の奴が置忘れた大鳥毛のやうにも見える。
— 泉鏡太郎 『月夜』 青空文庫
『侯爵夫人』をあなたの帽子の鳥毛に使つてみてはいかが。
— 岡本かの子 『雪』 青空文庫
槍は槍持、供揃、さつと振れ、振れ、白鳥毛。
— 北原白秋 『東京景物詩及其他』 青空文庫
槍は槍持、供ぞろへ、さつと振れ、振れ、白鳥毛。
— 北原白秋 『東京景物詩及其他』 青空文庫
やがて彼女の手より閃めき出でし蘭法|附木の火、四方に並べし胡麻燈油の切子硝子燈籠に入れば、天井四壁一面に架け列ねしギヤマン鏡に、何千、何百となく映りはえて、二十余畳にも及ぶべき室内、さながらに白昼の如く、緞子の長椅子、鳥毛の寝台、絹紗の帳、眼を驚かすばかりなり。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
作例 · 標準
その鳥は、光の当たり方で虹色に輝く美しい鳥毛を持っていた。
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枕に詰めるための柔らかい鳥毛を、大量に集める。
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珍しい鳥の抜け落ちた鳥毛を拾い、大切にコレクションに加えた。
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標準
decorative feathers on a spear sheath or pole
作例 · 標準
大名行列の先頭で、鳥毛をあしらった槍が誇らしげに掲げられている。
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古い蔵から、儀式用に使われていたであろう鳥毛の飾りが付いた棒が見つかった。
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時代劇の撮影現場で、職人が手作りした見事な鳥毛の槍を見た。
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