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上箱

うわばこ
名詞
1
標準
outer box
文例 · 用例
どちらも茣蓙で包んで上箱に入れて、貴重品扱いにして門司の山九運送店宛に出して下さいな。
夢野久作 女坑主 青空文庫
それで、母親を欺して買食いの金をせしめたり、天婦羅の売上箱から小銭を盗んだりして来たことが、ちょっと後悔された。
織田作之助 夫婦善哉 青空文庫
間もなく彼は○町の検事局へ召ばれることになつて、その都合上箱根へ移つた。
牧野信一 好色夢 青空文庫
世界中のハンケチの上箱、化粧品のレッテル、婦人雑誌の表紙、衣裳屋の広告人形、ビール店、百貨店のポスターなんどの在らん限りを引っぱり出して来ても……欧米のキネマ撮影所を全部引っくり返して来ても、こんなに勿体ないほど清らかな、痛々しいほど匂やかな、気味の悪いほどウイウイしい……アハハハハハ。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
『ままごと』や『献上箱』というような物に。
国枝史郎 十二神貝十郎手柄話 青空文庫
まず女の一団が、にわかに刀を抜き揃え、行列の人数へ切り込むや、お勝手箪笥を担いでいた侍と、献上箱を担いでいた侍とが、お勝手箪笥や献上箱を捨てて、これも刀を抜き揃えて、女の一団と切り結んだ。
国枝史郎 十二神貝十郎手柄話 青空文庫
と、見てとった女の一団は、侍達を追おうとはしないで、お勝手箪笥と献上箱とを、六人で担いで側に延びていた、横町の中へ走り込んだ。
国枝史郎 十二神貝十郎手柄話 青空文庫
がしかし新八郎が貝十郎の後から、貝十郎の後をつけて行ったなら、「やあこれはどうしたのだ※ 献上箱と『ままごと』とを、向こうへも担いで行く者がある!
国枝史郎 十二神貝十郎手柄話 青空文庫
作例 · 標準
例句