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秋野

あきの
名詞
1
標準
文例 · 用例
秋の末にもなりたれば、籐筵に代うるに秋野の錦を浮織にせる、花毛氈をもってして、いと華々しく敷詰めたり。
泉鏡花 琵琶伝 青空文庫
「古昔寧楽朝山上憶良詠秋野花草七種。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
余因賦秋野花草七種詩。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
』 健は平然として卓隣りの秋野といふ老教師と話を始める。
石川啄木 足跡 青空文庫
検定試験上りの秋野は十三円で、古い師範出の校長は十八円であつた。
石川啄木 足跡 青空文庫
九時半頃、秋野教師が遅刻の弁疏を為い/\入つて来て、何時も其室の柱に懸けて置く黒繻子の袴を穿いた時は、後から/\と来た新入生も大方来尽して、職員室の中は空いてゐた。
石川啄木 足跡 青空文庫
五分とも経たぬうちに、今度は秋野がその鐘索を引いて、先づ控所へ出て行つた。
石川啄木 足跡 青空文庫
秋野は其間を縫つて歩いて、『先の場所へ列ぶのだ、先の場所へ。
石川啄木 足跡 青空文庫