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藻塩草

もしおぐさ
名詞
1
標準
seaweed used in making salt
文例 · 用例
この歌の心は、昔嶋田の時主てふ勇士が、霊有て人を悩ます石を射ると矢が石に立つて抜けず、撫子の花を開いたと藻塩草に出す。
南方熊楠 きのふけふの草花 青空文庫
こんなにめめしく悲しんで自分は見苦しいとお思いになって、よくもお読みにならないで長く書かれた女王の手紙の横に、かきつめて見るもかひなし藻塩草同じ雲井の煙とをなれ とお書きになって、それも皆焼かせておしまいになった。
まぼろし 源氏物語 青空文庫
「ロンドン百景」「藻塩草」「浮世模様」などと題をつけて、殆ど三日にあげず種々雑多なエハガキを母葭江にあて、娘百合子にあて、当時二人の幼い息子であった国男、道男(亡)にあてて書いて居ます。
宮本百合子 中條精一郎の「家信抄」まえがきおよび註 青空文庫
藻塩草 150 とかかれているところは窓のカーテンであり、無声と署名するのに、わざわざマントルピースの上に置額を描いている。
宮本百合子 中條精一郎の「家信抄」まえがきおよび註 青空文庫
宗碩の『藻塩草』「さね木の花」(サネカズラの事)の条下に「さねきさなき同事也」と書いてある。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
いずくとも知らぬ逢瀬の藻塩草  かきおく跡を形見ともみよ また子供たちには、「毎日、どうやって暮しておるかと、そればかり案じている。
第十巻 現代語訳 平家物語 青空文庫
文字通りあちこちに散らばっていた藻塩草を掻き集め、焼直し、蒸返したものなので、前後の脈絡を欠き、重複も一再ならずあって、必ずしも統一あるものと言えません。
北大路魯山人 「春夏秋冬 料理王国」序にかえて 青空文庫
これは『藻塩草』という本にある話で、多分知っている人も多いであろう。
野鳥雑記 野草雑記・野鳥雑記 青空文庫
作例 · 標準
古代の製塩では、藻塩草を焼いて塩を作っていた。
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浜辺には藻塩草が打ち上げられていた。
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万葉集には藻塩草を詠んだ歌が多く見られる。
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