預言者
よげんしゃ
名詞
標準
prophet
文例 · 用例
モーゼや預言者の時代であったら、あの工科大学の学生は、国の賢者のひとりとなったにちがいありません。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『人形つかい』 青空文庫
そこには、預言者ヨエルの言葉が書いてありました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『アンネ・リスベット』 青空文庫
併し私をキリストに導くところの預言者ヨハネのやうに考へて居る。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
何れの時代にも預言者あり、大預言者あり、小預言者あり、其宗教に、其思想に、彼等は代表者となり、嚮導者となるなり、彼等は己れの「時」を代表すると共に、己れの「時」を継ぐべき他の「時」を嚮導するなり。
— 北村透谷 『徳川氏時代の平民的理想』 青空文庫
イザヤは其慷慨|凛凄なる舌を其「時」によりて得たり、而して其義奮猛烈なる精神をもて、次ぎの「時」の民を率ゐたり、カアライルの批評的眼光を以て覗へば、預言者は其精神を死骨と共に棺中に埋めず、巍然として他の「時」に霊活し、無声無言の舌を以て一世を号令するものなり。
— 北村透谷 『徳川氏時代の平民的理想』 青空文庫
古昔の預言者は近世に望むべからず、近世の預言者は文字の人なりと言へる、己れ自ら一預言者なるカアライルの言を信ずることを得ば、我は徳川氏時代に於ける預言者を其思想界の文士に求めざるを得ず。
— 北村透谷 『徳川氏時代の平民的理想』 青空文庫
然り、何れの時代にも或一種の預言者あることを疑はざれば、我は文士を以て最も勢力ある預言者と見るの他なきなり。
— 北村透谷 『徳川氏時代の平民的理想』 青空文庫
いざ、是等平民社界の預言者に就きて、その至粋を招きて理想となしたる跡を尋ねて見む。
— 北村透谷 『徳川氏時代の平民的理想』 青空文庫
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預言者 とは、預言すなわち霊感により啓示された神意(託宣)を伝達あるいは解釈し、神と人とを仲介する者。宗教における祭司が預言者となる場合もあり、しばしば共同体の指導的役割を果たす。
出典: 預言者 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0