合す
がっす
動詞-五段-サ行
標準
to join together
文例 · 用例
犬や小鳥やの動物は、単に鼻を嗅ぎ合うとか、尾を振り合うとか、目をちょっと見合すとかいうだけで、相互の意志が完全に疎通するのに、人間は廻りくどく長たらしい会話をして、しかもなお容易に意志を通じ得ない。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
単に眼を見合すだけで、一切の意味が了解される恋人同士の間には、普通の意味での言葉や会話は、全く必要がないのである。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
「それに出掛ける時には、何処と仕合するつてことさへ聞かせなかつた奴が!
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
然るにその後、勝太郎の「ハア小唄」になつてくると、もはや「酒は涙か」のロマネスクや青年性は失はれて、年増女の淫猥な情痴感や感傷性やが、大衆の卑俗趣味に迎合するやうになつて来た。
— 萩原朔太郎 『流行歌曲について』 青空文庫
緑陰に白のベンチを配合するといつた反映である。
— 萩原朔太郎 『石段上りの街』 青空文庫
無色の液体を二種混合するとたちまち赤や黄に変り、次に第三の液を加えるとまた無色になると云ったようなのを幾種類か用意してもらって、近所の友達を集めては得意になって化学的デモンストラチオンをやって見せたのであった。
— 寺田寅彦 『追憶の医師達』 青空文庫
そしてそれが近代人の伝統破壊を喜ぶ一種の心理に適合するために、見当違いに痛快がられているようである。
— 寺田寅彦 『春六題』 青空文庫
例えば時代や、季節や、人間の階級や、死因や、そういう標識に従って類別すれば現われ得べき曲線上の隆起が、各類によって位置を異にしたりするために、すべてを重ね合すことによって消失するのではあるまいか。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
作例 · 標準
二つの力を合して、この難局を乗り越えよう。
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全員の心を一つに合し、目標の達成を目指す。
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この地点で二つの川が合して、雄大な流れとなる。
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