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ぐびぐび

ぐびぐび
副詞
1
標準
文例 · 用例
そして手酌で續けさまにぐびぐび飮んだ。
島木健作 生活の探求 青空文庫
「来たのう、なん人じゃ……」 ちらりとふりかえって、呑みかけていた盃を、うまそうにぐびぐびと呑み干すと、しずかに益次郎は、かたわらの刀を引きよせた。
佐々木味津三 流行暗殺節 青空文庫
徳利をこっちへ貸してくれ」 たぐりよせるように抱えこむと、立てつづけに小次郎は、ぐびぐびあおった。
佐々木味津三 流行暗殺節 青空文庫
じゃ、あっしも飲みますぜ」 たまっていた唾涎をのみ下すように、そこの杯洗でぐびぐびとあおってしまいました。
青眉の女 右門捕物帖 青空文庫
まず第一には、御店で舐めた酒と、長火鉢の傍でぐびぐびやった酒とは、この番頭にとって同じ経験であります。
夏目漱石 創作家の態度 青空文庫
彼はお重を書斎の外に立たしておいて、自分で自分の腕を抓った後「お重、今兄さんはここを抓ったが、お前の腕もそこが痛かったろう」と尋ねたり、または室の中で茶碗の茶を自分一人で飲んでおきながら、「お重お前の咽喉は今何か飲む時のようにぐびぐび鳴りやしないか」と聞いたりしたそうである。
夏目漱石 行人 青空文庫
嬰児は無心に手の中でぐびぐびと動いていた。
田中貢太郎 鍛冶の母 青空文庫
「もし、もし」 女はぐびぐびと肩を動かした。
田中貢太郎 魔王物語 青空文庫