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中学卒業

ちゅうがくそつぎょう
名詞
1
標準
文例 · 用例
前に中学卒業試験全廃を唱えたのは、つまりこうして高等教育の関門を打破する意味と思われる。
寺田寅彦 アインシュタインの教育観 青空文庫
自分の国文学の素養はようやく中学卒業程度である。
寺田寅彦 徒然草の鑑賞 青空文庫
その中には年々巨万の地代を挙げながら、代々の慣習によって中学卒業程度で家督を護らせられている壮年者もある。
岡本かの子 雛妓 青空文庫
斯ういう事情で此様な心持になっていたから、中学卒業後尚お進んで何か専門の学問を修めようという場合には、勢い政治学に傾かざるを得なかった。
二葉亭四迷 平凡 青空文庫
それで、予科三年修了者と、その頃の中学卒業生とを比べて見ると、実際は予科の方が同じ普通学でも遙に進んでいたように思われた。
夏目漱石 私の経過した学生時代 青空文庫
即ち予科の方では動物、植物、その他のものでも大抵原書でやっていた位であるが、その時の予科修了者は、中学卒業生と同程度ということに見做されることになった。
夏目漱石 私の経過した学生時代 青空文庫
だから中学卒業生は、英語専修科というに一年入ると、直ぐ予備門本科に入学することが出来たのである。
夏目漱石 私の経過した学生時代 青空文庫
今やどんな僻村へ行っても三人か五人の中学卒業者がいる。
石川啄木 時代閉塞の現状 青空文庫