教戒
きょうかい
名詞
標準
文例 · 用例
故に傍に暫し置きて、彼が命をも延ばし、且は厳しく教戒をもせば、善心に立ち返ることもやありなんと思ふが故なり、と言へば、悪僧このことを聞き、師の厚恩に感じ、やがて本心に飜へりしとぞ。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
「古池」に禪意ありといひ、「木槿」に教戒ありと解するは、珠玉を以て魚目と混ずるなり。
— 蒲原有明 『春鳥集』 青空文庫
先曾多在銭勲蘭若及七仏教戒院。
— 齋藤茂吉 『ドナウ源流行』 青空文庫
其の謂は歌道は古より世を治め民を導く教戒のはじめたり。
— 風巻景次郎 『中世の文学伝統』 青空文庫
……総じて此道は、代を治め民を導く教戒の端たり。
— 風巻景次郎 『中世の文学伝統』 青空文庫
おそらくはすでに協力生活が始まったということを、教戒するものであろう。
— 山本周五郎 『竹柏記』 青空文庫
お前は教戒師みたいだ。
— BEING AN ADVENTURE OF DRENTON DENN, SPECIAL COMMISSIONER 『ドレントン・デン特派員の冒険』 青空文庫
これを三官といつて、これは後に至つても此三官が人間の行事の善惡を洞見してゐるものとして道教信仰の教誡的重要部を爲してゐるものである。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫