恩養
おんよう
名詞
標準
文例 · 用例
不肖宗治は、その毛利家に属し、碌々為すなき身を、多年七千石の高禄をたまわり、一族みな恩養にあずかって、今日この変にあたり、国境の守りを命ぜられたこと、ひとえに主家の御信任によるところと、この日頃、生きがいありと、朝夕たのしく暮しておるところでござる。
— 第七分冊 『新書太閤記』 青空文庫
この玄徳はいま、将軍の恩養をうけ、しかも一軍の長に推され、何を不足にお味方の不利を計りましょうや。
— 臣道の巻 『三国志』 青空文庫
※徳は、これへ来て、重大な命をうけるや、「この国へ来て、一日の恩養をこうむる以上、この国の難を傍観しては義に反く」 と、一言のもとに伏して、張魯の手から将旗を受領し、兵一万余騎を併せうけて、直ちに前線へおもむいた。
— 図南の巻 『三国志』 青空文庫