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傾ける

かたむける
動詞-一段動詞-他動詞頻度ランク #14018 · 青空 3904
1
標準
to incline
文例 · 用例
若し私が自分の良心の上に身を傾けるならば、私はそこに嚴格に命令的な一つの法則をしか見出さないでせう。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 或女友達への手紙 青空文庫
巷の人は一人もこの僧を顧みない、家々の者はたれもこの琵琶に耳を傾けるふうも見せない。
国木田独歩 忘れえぬ人々 青空文庫
少なくもアインシュタイン以前の力学や電気学における基礎的概念の発展沿革の骨子を歴史的に追跡し玩味した後にまず特別相対性理論に耳を傾けるならば、その人の頭がはなはだしく先入中毒にかかっていない限り、この原理の根本仮定の余儀なさあるいはむしろ無理なさをさえ感じないわけには行くまいと思う。
寺田寅彦 相対性原理側面観 青空文庫
眼を細めて、遠くのラジオに耳を傾ける
太宰治 グッド・バイ 青空文庫
そこでこれを正解すべくいよいよ真心を傾ける
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
「松や、」と言って、夫人は我が声に我と我が耳を傾ける
泉鏡花 悪獣篇 青空文庫
朽ちた露地板は気前を見せて、お孝が懐中で敷直しても、飯盛さえ陣屋ぐらいは傾けると云うのに、芸者だものを、と口惜がっても、狭い露地は広くならぬ。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
四 息子の性は善にして、鬼神に横道なしと雖も、二合半傾けると殊勝でなく成る。
泉鏡太郎 大阪まで 青空文庫
作例 · 標準
「もっと光が入るように、鏡の角度を少し右へ傾けてくれる?」
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首をかしげて、彼は不思議そうに古びた看板の文字を読み上げた。
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船が大きく左に傾いた瞬間、甲板の荷物が一斉に滑り落ちた。
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ボトルの底に残ったワインを、慎重に傾けてグラスに注ぎきった。
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2
標準
to devote oneself to
作例 · 標準
彼は残りの人生のすべてを、この絶滅危惧種の保護活動に傾ける決意をした。
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若き研究者は、一睡もせずに新薬の開発に全精力を傾けている
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「情熱を傾けられる仕事に出会えたことは、僕にとって最大の幸運だよ」
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ピアニストは最後の一音に全身全霊を傾け、静かに鍵盤から手を離した。
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3
標準
to ruin
作例 · 標準
無謀な株取引に手を出した結果、彼は代々続いた名家を傾けてしまった。
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「あんなに贅沢ばかりしていたら、いつか会社を傾けることになるぞ」
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ギャンブルに溺れた長男のせいで家計が傾き、ついに屋敷を手放すことになった。
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4
標準
to drink (alcohol)
作例 · 標準
「今夜は月が綺麗だ。ベランダで一緒に冷酒でも傾けないか?」
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久しぶりに再会した友人と、深夜まで思い出話をしながらグラスを傾けた
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仕事帰りの赤提灯で、隣り合わせた見知らぬ客と熱燗を傾け、意気投合した。
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暖炉の前でブランデーを傾けながら、静かにジャズに耳を澄ませる。
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