緞帳
どんちょう
名詞
標準
thick curtain
文例 · 用例
眼の前に黒い雲のような緞帳が下りて来て、佐野の姿が消えると妾は意識を失ってしまいました。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
そして桃色の緞帳のかかった舞台の傍にある弁士出入口のカーテンをかかげて、説明者が現われるのであるが、我々と同期のファンにとっては、むしろ居心地のよい程のギャラントリイとも云えそうだ。
— 映画館めぐり(十) 『牛込館』 青空文庫
まだ出し物が始っていなかったから、拍子抜けがし、緞帳を穴の明くほど見つめていた。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
翌年の春、荘公は郊外の遊覧地|籍圃に一亭を設け、墻塀、器具、緞帳の類を凡て虎の模様一式で飾った。
— 中島敦 『盈虚』 青空文庫
という言葉も終らぬ中に、良夫の頸はがっくり前に落ち、黒地に金で猛虎を刺繍した大緞帳に鮮血がさっと迸る。
— 中島敦 『盈虚』 青空文庫
翌年の春、莊公は郊外の遊覽地|籍圃に一亭を設け、墻塀、器具、緞帳の類を凡て虎の模樣一式で飾つた。
— 中島敦 『盈虚』 青空文庫
といふ言葉も終らぬ中に、良夫の頸はがつくり前に落ち、黒地に金で猛虎を刺繍した大緞帳に鮮血がさつと迸る。
— 中島敦 『盈虚』 青空文庫
未だ出し物が始まっていなかったから、拍子抜けがし、緞帳を穴の明くほど見つめていた。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
作例 · 標準
劇場の緞帳がゆっくりと上がっていく。
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舞台の緞帳が降りて、公演が終わった。
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あの緞帳は、とても豪華な刺繍が施されている。
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ウィキペディア
緞帳(どんちょう)とは、舞台にある幕のひとつで、客席から舞台を隠すための幕である。略してどんと言うこともある。
出典: 緞帳 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0