鶏頂
けいちょう
名詞
標準
文例 · 用例
文化四年(1807)出版の丹波頼理著『本草薬名備考和訓鈔』にはサワアザミが正しく鶏項草となっているが、文化六年(1809)発行の水谷豊文著『物品識名』には鶏頂草となっている。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
川上は高原、鷄頂の諸山が聳えて、海拔はさほどに高いところでは無いが山懷の窄いところを鬼怒川が怒流してゐるので氣流の加減によつてか、他處では雨が無かつたのに、聞けば毎日雨があつたといふことで、この日も驟雨的の雨が颯然と降り澆いだ。
— 幸田露伴 『華嚴瀧』 青空文庫