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春着

はるぎ
名詞
1
標準
springwear
文例 · 用例
更衣野路の人はつかに白し 春着を脱いで夏の薄物にかえる更衣の頃は、新緑初夏の候であって、ロマンチックな旅情をそそる季節である。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
妻は枕元の火鉢の傍で縫いかけの子供の春着を膝へのせたまま、向うの唐紙の更紗模様をボンヤリ見詰めて何か考えていたが、思い出したように、針を動かし始める。
寺田寅彦 枯菊の影 青空文庫
帰らないと言うから春着を送りました。
梶井基次郎 冬の日 青空文庫
處が、その着つれてとある春着がおなじく先生の通帳を拜借によつて出來たのだから妙で、そこが話である。
泉鏡太郎 春着 青空文庫
此の春着で、元日あたり、大して醉ひもしないのだけれど、目つきと足もとだけは、ふら/\と四五人揃つて、神樂坂の通りをはしやいで歩行く。
泉鏡太郎 春着 青空文庫
此のありさまを、高い二階から先生が、あら玉の春着きつれて醉ひつれて 涙ぐましいまで、可懷い。
泉鏡太郎 春着 青空文庫
春着につけても、一つ艷つぽい處をお目に掛けよう。
泉鏡太郎 春着 青空文庫
松を鳴らす電車の風に、春着の袖を引合す急き心も風情なり。
泉鏡太郎 婦人十一題 青空文庫
作例 · 標準
新しい春着を身につけて、彼女は嬉しそうに微笑んだ。
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祖母が昔仕立てた春着は、今でも大切に保管されている。
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デパートでは、春の訪れとともに鮮やかな春着の展示が始まった。
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