汗水
あせみず
名詞頻度ランク #32905 · 青空 82 例
標準
profuse sweat
文例 · 用例
合い憎のことには、私の場合、犬馬の労もなにも、興ざめの言葉で恐縮であるが、人糞の労、汗水流して、やっと書き上げた二百なにがしの頁であった。
— 太宰治 『創作余談』 青空文庫
一日汗水たらして働いた後にのみ浴後の涼味の真諦が味わわれ、義理人情で苦しんだ人にのみ自由の涼風が訪れるのである。
— 寺田寅彦 『涼味数題』 青空文庫
それに気附かず、作者は、汗水流し、妻子を犠牲にしてまで、そのような読者たちに奉仕しているのではあるまいか、と思えば、泣くにも泣けないほどの残念無念の情が胸にこみ上げて来るのだ。
— 太宰治 『眉山』 青空文庫
「神は弱者のためにのみ存在し、弱者は強者のためにのみ汗水を流し、強者は又、悪魔のためにのみ生存せるもの也」「世界の最初には物質あり。
— 夢野久作 『悪魔祈祷書』 青空文庫
おやぢが汗水たらして稼ぎためた大きな身代に倚りかゝつて愚図々々してゐる中には、ひとりでにその身代が手前のものになるから、それで飯を食つて死んでしまへば、この上なしの極楽だ。
— 有島武郎 『骨』 青空文庫
汗水たらして一日働いても、今日今日をやっと過ごしているだけだが、おれたちはかたわなばかりで、なんにもしないで遊びながら、町の人たちがつくり上げたお金をかたっぱしからまき上げることができる。
— 有島武郎 『かたわ者』 青空文庫
春から汗水たらすて、ようやぐ物にすたの、二百刈りづもの、まるっきり枯らしてしまったな。
— 郷土喜劇 『植物医師』 青空文庫
孟子の所謂恒産無き者は恒心無しとでも謂うものか、多少でも財産や田畑のある者は左程でもないようだが、その他の奴等に至っては、どれもこれも、汗水流して少しばかりの金を儲けるよりは、ゴロゴロ寝ていた方が楽だといわぬばかり。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
作例 · 標準
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