岩魚釣り
いわなつり
名詞
標準
文例 · 用例
また、すぐれた詩人、文明批評家でもあり、登山、スキー、岩魚釣り、ギターなど多彩な才能を示した人物でもあった。
— 辻潤 『え゛りと・え゛りたす』 青空文庫
坊の主人と、晩飯のあと、炉端で岩魚釣りの話をしてゐた。
— 津村信夫 『猟人』 青空文庫
岩魚釣りも、カーバイトを燃やして、夜釣りをやる、これは中々面白いが、寒くなると川の中を歩くのはたいへんだ、全身が冷え切つてしまふ、もう駄目ですねと、話してくれる。
— 津村信夫 『猟人』 青空文庫
この川の、巣の内と打保の間の激湍で釣れる尺鮎は全国的に有名だが、この川に注ぐ多くの渓流に岩魚釣りの処女地が無数にあるのは、あまり知られていない。
— 佐藤垢石 『雪代山女魚』 青空文庫
先年、奥利根川の支流楢俣沢へ岩魚釣りに行ったことがある。
— 佐藤垢石 『香熊』 青空文庫
山村の子供が、岩魚釣りの置き鈎の餌には、鰍を胴中から半分に切って、鈎先にさしている。
— 佐藤垢石 『石を食う』 青空文庫
いまは、全国至るところ、山女魚や岩魚釣りの餌に、鰍の卵を使わぬ釣り人はない。
— 佐藤垢石 『鰍の卵について』 青空文庫
自分等が石塔尾根を登る途中で遇った岩魚釣りも、西沢は東沢よりも悪い沢で到底遡行は出来ないと話した。
— 木暮理太郎 『笛吹川の上流(東沢と西沢)』 青空文庫