子種
こだね
名詞
標準
child
文例 · 用例
ところがだんだん研究してみると、驚くべし、これは生殖作用を遂げるため、雄の足の一部が子種を運ぶために脱離し、雌の体内に侵入したものだという事がわかった。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
従って、この特徴と重写の技巧とを併用すれば、一粒の芥子種の中に須弥山を収めることなどは造作もないことである。
— 寺田寅彦 『映画の世界像』 青空文庫
「一粒の芥子種」「夜の浪」「淋しい二人」などがそれである。
— 有島武郎 『水野仙子氏の作品について』 青空文庫
そこでは本妻に子がなく、その時分にはまだそんな習慣もあって、彼は子種を取るためのお腹様の腹から産まれたのであり、本妻の子として育てられたものだったが、結婚生活の二年目に日露の戦争が起こり、彼も出征して戦死してしまった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
こちのお嚊もどんと殖せ、俺ちも壮健で、うんと肥せ、種蒔け、種蒔け、蒔かずにやゐられぬ、蒔かねば憂さやの、子種はどつさり、畑は上々で、畝高で、水もよくきく、肥料もよくきく、種蒔け、種蒔け、づんと殖せ、そこら一面鋤いて返せ。
— 北原白秋 『畑の祭』 青空文庫
やれ、その子は誰が子だ、俺が子だ、汝ちの畑にできた子だ、それでも誰が子か知んねえだ、麦だか、粟だか、芋だか、稗だか、子種はどつさり、畑はひとつよ、誰が子でもよかんべ、出来た子は俺が子。
— 北原白秋 『畑の祭』 青空文庫
冷水に、ちらちらと白いものが浮かしてある、香煎は色がありましょう、あられか、菓子種か、と思ったのが、何と、志は甘かった、が、卯の花が浮かしてあったんです。
— 泉鏡花 『雪柳』 青空文庫
すると、そのお安が十歳になった時に、今まで子種がねえと諦めていたおかみさんの腹が大きくなって、女の子が生まれた。
— 津の国屋 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
子供の健やかな成長は、親にとって何よりの「子種」となる。
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新しい命への希望を込めて、夫婦は「子種」を授かることを願った。
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この発明は、人類の未来を切り拓く「子種」となるだろう。
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標準
sperm
作例 · 標準
顕微鏡で観察すると、数えきれないほどの「子種」が活発に動いていた。
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精子バンクでは、提供された「子種」を厳重に管理している。
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生殖医療の進歩により、「子種」の活用法は多様化している。
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