幻辞.com

拓地

たくち
名詞
1
標準
文例 · 用例
この開拓地の歴史を通じて、これほどにも長老の権威に真っ向からたてついたのは、今までなかったことだ。
A STUDY IN SCARLET 緋のエチュード 青空文庫
自分ひとりでは、この開拓地を囲む山々の知識も限られている上、おのれでは力が足りないという自覚もあった。
A STUDY IN SCARLET 緋のエチュード 青空文庫
換言するならば、当時、日本の文芸にとって、全く新しき境地であり、開拓地であったのである。
直木三十五 大衆文芸作法 青空文庫
それが、上からなされる開拓地の気分であった。
本庄陸男 石狩川 青空文庫
勝ったものは、家禄を奉還して、代りに開拓地の俸給を貪っている。
本庄陸男 石狩川 青空文庫
十代が、ジャーナリズムの新しい開拓地と見られているのではないかということを、わかい女性は案外批判しはじめている。
宮本百合子 若い人たちの意志 青空文庫
太陽は小屋の周りをぐるりと取巻いた樹立の上まで昇るとすぐ、開拓地へ強く照りつけて、靄をたちまちに飲み干してしまった。
宝島 宝島 青空文庫
とうとう私は開拓地の縁のところまで下って来た。
宝島 宝島 青空文庫