蚊母樹
いすのき異読 ゆすのき・ゆしのき・ひょんのき・イスノキ・ユスノキ・ヒョンノキ
名詞
標準
Distylium racemosum (evergreen tree of the winter-hazel genus)
文例 · 用例
机は蚊母樹か何かで岩乗に出来てゐて、引出には真鍮の金物が打つてある。
— 森鴎外 『金貨』 青空文庫
或るとき伊澤氏で、蚊母樹で作つた櫛を澤山に病家から貰つたことがある。
— 森鴎外 『壽阿彌の手紙』 青空文庫
学校の休みを待って、心の引かれるまま、うぐいすのきた方角へ出かけてみました。
— 小川未明 『春はよみがえる』 青空文庫
作例 · 標準
蚊母樹の材は国産材の中でも屈指の硬さを誇り、木刀や算盤の玉、家具のつまみなどに重宝される。
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「この笛、変な形してるでしょ」と、少年は蚊母樹の葉に付いた虫癭を吹いて見せた。
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蚊母樹を焼いて得られる灰は、伝統的な陶磁器の釉薬として、独特の深みのある色調を生み出す原料となる。
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暖地の湿り気のある森林では、光沢のある濃緑色の葉を湛えた蚊母樹の巨木を目にすることができる。
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