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御両家

ごりょうけ
名詞
1
標準
文例 · 用例
黒田藩には、これほどに思い切った荒療治をなさる知恵者がお出でにならぬものと見限っておりましたのが私の不覚……お蔭で襟半と蔵元屋の御両家、千秋万楽と祈り上げておりました私の楽しみも、茶々苦茶羅になってしまいました。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
さてこんな場合はやはり校長的風格を保ちつつ鹿つめらしく、そもそも今回の御結婚は御両家の、など申し上げている方が心からの可愛らしさがあっていいと思う。
大切な雰囲気 大切な雰囲気 青空文庫
奥様と云う、御両家の分ですから云々、という。
一九四四年(昭和十九年) 日記 青空文庫
永禄の元年、互いに、爾後は干戈を交えまいと、神文を交わし、約定を取結んである御両家のあいだがらなるに」「その以前、割ヶ嶽の城は、当武田家の所領であった」「御理由にはなりません」「使者!
吉川英治 上杉謙信 青空文庫
汝らは汝らの主君に、不信の汚名をきせて、恥を天下につたえたいのか」「…………」「しかもふたたび、織田浅井の御両家が、矛を交えるとなれば、小谷の城は、三日と持たぬぞ。
第四分冊 新書太閤記 青空文庫
汝ら家臣の輩も、それに躍って、主家を滅亡へ導こうとするか」「…………」「横山城の留守を襲うたこよいのことなども、汝ら一部の浅井家家臣が、主人長政殿のさしずによらず、自分らの私謀でしたこととしておきたいのは――この藤吉郎とても御両家の和睦をふたたび破りたくないからだ。
第四分冊 新書太閤記 青空文庫
――今日、越前もすでに亡び、その越前と浅からぬ足利公方殿にも、京を去って遠く退去し、恩怨すべて過去となった今、何を好んで、織田浅井の御両家が、戦わねばならぬ理由があるか。
第四分冊 新書太閤記 青空文庫
……あの折は、嫁君のお輿をお迎えのため、それがしが奉行して、岐阜まで参りましたから」「……あの日のめでたさや、上下のよろこびにひきかえて、きょうの御両家は」「宿命とやらいうものでござろう。
第四分冊 新書太閤記 青空文庫